リビングの棚に飾ってある組み立てが完了した『HGBF 1/144 ビルドバーニングガンダム』をオットがみて、しきりに感心していたんです。
私の腕前に感心していたのかと思いきや、どうやら違うらしく、最近のガンプラの精度や構造に感心したんですって……。
そんな感じでいろいろ説明してくれたんですが、(申し訳ないですが)よくわからないので聞き流していたら、「モナカキット」という気になる単語が。
そんなわけで、気になる「モナカキット」について調べた結果をご紹介します。
ガンプラキット古今
接着剤が不要な「スナップフィット」
なんでも最近のキットに採用されている「接着剤不要でパーツとパーツをパチッとはめ込むだけで組み立てられる」プラモデルのことを「スナップフィット」というみたいです。
私はこのタイプしか組み立てたことがないのですが、はじめて採用されたのが1987年に発売されたキットのようですから、既に30年以上の歴史があるようです。
しかもネットの記事には「スナップフィットが無かったらプラモ作る事もなかった」とも書かれているので、ガンプラ業界にとっては画期的な出来事なんですね、なるほど。
接着剤が必要な「モナカキット」
一方、「モナカキット」というのは俗称のようで、ネットで調べても詳しい解説はありませんでした。
困り果ててオットに相談したところ、我が家の本棚にそのものズバリのガンプラ本『岡プロの「モナカキット」ガンプラ改造講座』とモナカキットの作例集『MSVモデリングカタログ 1/144+α』をみつけました~。
この本によると「パーツが大きく二分割されていて、内部フレームのパーツが入っていない」プラモデルのことを、和菓子の「最中(もなか)」に似ていることから「モナカキット」と呼ぶようです。
また、「モナカキット」は「スナップフィット」と異なり、組み立てに接着剤が必要になるのもポイントのようですね、なるほど。
私の場合、接着剤を使うのは「マスオディテール」のはり付けくらいですが、作例の途中写真をみると「モナカキット」は「合わせ目消し」が必要な構造のようです。
「合わせ目消し」苦手なので、対策を考えないと……。
「モナカキット」との出会いは運命かも?
「モナカキット」の立ち姿がステキ!
作例集『MSVモデリングカタログ 1/144+α』を眺めていたんですが、立ち姿が独特の雰囲気があってステキなんです。
以前、ガンプラの立ちポーズでは「S字立ち」と「カトキ立ち」を調べたのですが、それとは違う感じです。
調べたところ、これは初代ガンダムのデザインを担当された「大河原邦男」さんのイラストにみられる独特な立ちポーズで、「ガワラ立ち」と呼ばれているようです。
しかも「ガワラ立ち」を再現するにはポーズだけでなく部品形状も重要で、それを再現するには「モナカキット」が最適とのこと、なるほど。
我が家の「モナカキット」がプレミアム価格!
調べれば調べるほど興味がわいてきますが、これは運命?
写真のキットは参考にしようと息子のガンプラ棚から拝借したものですが、なんとなく私との相性も良さそうな感じだったので譲ってもらおうと交渉したところ、答えはNo!
仕方無いのでAmazonさんで調べたところ、なんとプレミアム価格になってます!
定価800円のはずなのに最高値が17,000円超えって、どういうこと?
17,000円超えのキットが(息子のですが)我が家にあるのは誇らしいですが、さすがに手が出せません……。
仕方無いのでヨドバシさんで調べたところ、同じシリーズのキットの在庫が有りそうなので、調達を急がねば!
前途多難?でも期待は膨らみます!
『MSVモデリングカタログ 1/144+α』によると「モナカキット」は関節に難点があるようで、市販の改造部品か金属線(?)を使って修正する必要があるようです。
詳しい改造手順も載っていますが、私にできるかしら?
特に金属線がよくわからないので前途多難な感じですが、はじめる前からアレやコレや考えても仕方無いので、わからない部分はオットに相談することにして、なんとか時間をみつけてキットを調達しに行くことにしますよ!
先日組み立てが完了した『HGBF 1/144 ビルドバーニングガンダム』の塗装が終ってませんが、運命には逆らえませんね(2度目)!
「MSV」という単語も気になるので、これも調べてみないと~。