エプソンの増量インクがお得か調べた結果と互換インクの保証の注意点

エプソン インクカートリッジ IC6CL80L

お手伝い先では写真用紙への印刷にエプソンさんのインクジェットプリンター『EP-880AB』を使っています。

近々大量に印刷する予定がありまして、予備のインクを購入することになったんですが、インクカートリッジには標準タイプと増量タイプの2種類あるんです。

そこで、標準タイプと増量タイプ、どちらを購入するのがお得なのか調べた結果をご紹介します。

また、以前、互換インクを使ってプリンターが故障した際のメーカーさんとのやりとりから、互換インクの保証の注意点もあわせてご紹介します。

標準タイプと増量タイプ、どちらがお得?

エプソンの英国サイトなら容量が載っています

エプソンさんの日本語サイトにも消耗品のページはありまして、標準タイプと増量タイプ、2種類のインクカートリッジも載っているんですが、肝心の容量の説明がないんです。

困ったな~と思っていたら、「海外モデルなら情報載ってるんじゃない?」と社員さんが教えてくれ、ネットで調べたところ、エプソンさんの英国サイトには容量がバッチリ載っていました~。

そこで、商品写真や仕様から日英の型式を読み替え、3世代分の各タイプの容量と、増量タイプの標準タイプに対する容量差をまとめたのが下の表です。

モデル標準タイプ増量タイプ容量差
EP-880A / EP-879A27.4ml59.7ml2.2倍
EP-808A / EP-807A29.1ml55.7ml1.9倍
EP-806A / EP-805A29.1ml55.7ml1.9倍

【結論】増量タイプが(微妙に)お得

記事投稿時の価格.comさんの最安値と、増量タイプの標準タイプに対する価格差をまとめたのが下の表で、価格差が容量差を下回っていればお得ということになります。

まずは『EP-880AB / EP-879A』用インクカートリッジですが、標準タイプ『KUI-6CL』と増量タイプ『KUI-6CL-L』の価格差は「1.8倍」で容量差の「2.2倍」を下回っています。

次に『EP-808A / EP-807A』用のインクカートリッジですが、標準タイプ『IC6CL80』と増量タイプ『IC6CL80L』の価格差は「1.7倍」で容量差の「1.9倍」を下回っています。

最後に『EP-806A / EP-805A』用のインクカートリッジですが、標準タイプ『IC6CL70』と増量タイプ『IC6CL70L』の価格差は「1.7倍」で容量差の「1.9倍」を下回っています。

以上、調べたすべてのモデルで標準タイプに比べて増量タイプが(微妙ですが)お得という結果になりました。

モデル標準タイプ増量タイプ価格差容量差
EP-880A / EP-879A約3,800円約6,700円1.8倍2.2倍
EP-808A / EP-807A約3,700円約6,300円1.7倍1.9倍
EP-806A / EP-805A約3,100円約5,100円1.7倍1.9倍

【補足】キヤノンは容量を公表しています

インクジェットプリンターのメーカーといえばキヤノンさんも有名ですが、なんとこちらはインクカートリッジの容量を公表しています。

これはキヤノンさん、評価が上がりますね~。

我が家は昔からインクジェットプリンターはエプソンさんを選んでいましたが、次はキヤノンさんを選んでみようかしら?

互換インクの保証の注意点

互換インクメーカーのプリンター本体保証

プリンターメーカーの純正インクに比べてお安い「互換インク」。

インクカートリッジ自体の安さもうれしいですが、最近は独自の保証をうたうメーカーさんもチラホラ。

そんな中、「故障時のプリンター本体保証」をうたう某メーカーさんの互換インクを使い、プリンターが壊れてしまったので保証を申請したところ、購入前の悪い予想が当たる結果となってしまいました。

互換インクによる故障は修理を受付けてくれない

購入前に心配していたんですが、互換インクメーカーさんのサイトには「互換インクを使っても、有償ならメーカーで修理をしてもらえる」としっかり書いてあるんです。

ところが、互換インクメーカーさんの指示に従いプリンターメーカーさんに修理を依頼したところ、案の定「互換インクによる故障は修理を受付けない」との回答です。

私の説明が下手なのかと思い、互換インクメーカーさんの修理のくだりを話したのですが、プリンターメーカーさんには苦笑されるだけでした……。

今回たまたま厳しめの担当さんだっただけかも知れませんし、知らん顔してプリンターメーカーさんに送り付けてしまえば修理してくれるのかも知れませんが、そんな無理強いはしたくありません。

仕方無いので互換インクメーカーさんにアドバイスを求めたところ、「では、新品インクと交換か商品代金の返金を選んでください」との回答。

新品インクと交換してもプリンターが故障していて使えないですし、商品代金の返金は振り込み手数料がこちら持ちですし、そもそも「互換インクを使っても、有償ならメーカーで修理をしてもらえる」の話はどうなるのでしょうか?

オットに相談したところ「労力に見合わないね」とのことで、これ以上の対応はあきらめました……。

【結論】互換インクの保証は期待しない

結局、購入前に心配した悪い予想通り、修理は受付けてくれませんでした。

純正インクはセットを数個購入すれば本体代金を超えるので、お安い互換インクはうれしい存在です。

ただし、互換インクはランニングコストだけを重視し、保証に関しては過度の期待は禁物だとあらためて実感しました。

返金対応してくれる点は企業として信頼できますが、確実ではない「プリンター本体保証」を商品のアピールポイントにするのはどうなのでしょう?

【補足】互換インクで製品保証をなくすのは違法?

上の故障のやりとりは少し前の話なので状況が変わっている可能性もありますが、今回、エプソンさんのインクカートリッジについて調べていて、英語ですが面白い記事を見つけました。

この記事を読みますと、互換インクが故障の原因であることを証明するのはプリンターメーカーの責任ですが、それを証明するのは不可能なため、その証明なしに製品保証をなくすことや修理を受付けないのは違法みたいです。

たしかに最近のプリンターは互換インクを使ったことを検知する機能があるみたいですが、それは互換インクを使った証明であって、故障の原因の証明ではないですよね。

例えば、プリンターには初期設定用インクが付属していますが、それが原因で既に故障していて、その後に互換インクを使っていて故障が判明する可能性もありますよね。

なんとなく互換インクは性能が悪いイメージがあるので(ごめんなさい)、プリンターメーカーさんに「互換インクが原因で故障しました」と指摘されると納得してしまいますが、互換インクの何が原因で故障したのか、プリンターメーカーさんは証明できるのでしょうか?

これが発色や耐候性などの性能面であれば証明もできるのでしょうが、故障の原因の証明は難しい気がします。

だとすると、上では故障したプリンターをメーカーさんに送り付けてしまうのを無理強いと書きましたが、間違った方法ではないのかも知れません。

この指摘、もしかして日本のプリンター業界を揺るがす大問題になる可能性あります?(冗談ですよ~)

まとめ

エプソンさんのインクカートリッジ、増量タイプが微妙にお得になっていますが、値段設定がお上手ですね~。

結局、増量タイプをまとめ買いして印刷に備えることにしました。

また、互換インクの保証については、事前の悪い予想が当たってしまったため少し厳しく書きすぎましたが、ランニングコストの面だけでも互換インクの存在価値は大きいですよね。

我が家も互換インクを入れた保証切れのプリンターが子供の遊び用に大活躍です。

それと互換インクとプリンターの保証や修理の関係ですが、海外の流れをみていると状況が変わっていきそうな気がします。

あまりメーカーさんに無理強いするのも申し訳ないですが、エプソンさんのエコタンクモデルが海外からの流れで国内販売がはじまったように、今後は日本国内でも面白い展開が期待できるかも知れませんね。

エプソンさんは米国サイトでもインクの内容量を載せていないんです。
内容量を載せないのには理由があるのでしょうが不便ですよね。

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