もくじ
先日、お目当ての本を「Amazon Kindleストア 青空文庫専用ページ」でみつけた記事を書いたんですが、それ以来、Kindleでの青空文庫の読書にはまっています。
そんな私の姿に娘が興味を持ったようなので、オットの古いKindleに青空文庫を何冊か入れてもらい渡したところ、娘もはまってしまい、親子でKindle読書に精を出す毎日。
どうやら娘は電子辞書で青空文庫を読んだことがあったようで、その使い勝手の悪さとくらべたKindleの手軽さに感動しているみたいですが、使っているKindleがオットのAmazonアカウントに紐付けされているため、書籍の追加や管理が面倒なんです。
そこで娘用のAmazonアカウントが作れないか調べてみたところ、いろいろと興味深い内容だったのでご紹介します。

Amazonアカウントの作成は一人1アカウントまで
Amazonさんのヘルプなどに明確な記載はみつけられなかったんですが、ネットでみつけた個人の方の情報によると「Amazonアカウントの作成は一人1アカウントまで」のようで、複数アカウントを持っていることがわかるとアカウント停止になるようです。
たしかAppleさんのApple IDは複数アカウントが禁止されていなかった気がするので、Amazonアカウントは注意が必要ですね。
アカウントの作成は成人(20歳以上)が対象
Amazon.co.jp利用規約のアカウント項目に年齢に関するこんな記載がありました。
Amazon.co.jp は子供向けのアマゾンサービスも販売していますが、販売する相手は成人(20歳以上)のお客様に限られます。20歳未満のお客様は、親権者または後見人が承諾する場合に限り、アマゾンサービスをご利用になれます。
Amazonさんではサービスの提供対象を「販売」と「利用」にわけているみたいです。
まずは販売ですが「成人(20歳以上)」が対象と明記されていますが、Amazonさんが販売するサービスの購入にはAmazonアカウントの作成が必要なので、アカウント作成対象も同じく成人、つまり未成年はアカウントの作成ができないということになると思います。
次に利用ですが、親権者または後見人の承諾が必要ですが、「未成年(20歳未満)」も対象と明記されているので、こちらは未成年でも問題なさそうですね。
実際は未成年もアカウントが作成できてしまう
ネットでみつけた個人の方の情報によるとAmazonさんではアカウント作成時に年齢確認がないので、Amazonさん側でアカウント作成者や利用者の年齢を確認する術がないようです。
つまり実際は未成年でもAmazonアカウントを作成できてしまうわけですね。
たしかに私がアカウントを作成したときも年齢を聞かれた記憶がないので、Amazonさん側で年齢を確認するのは難しいのでしょうが、これ、Amazonさんの規約違反であることは間違いないですね。
【結論】未成年のアカウント作成はできるけど規約違反
調べてみると、未成年でもアカウント作成はできますし、わざわざAmazonさん側で年齢を確認することもないのでしょうが、規約違反は避けたいですよね。
そんなわけで、書籍の追加や管理は今まで通りオットにお任せし、娘用のAmazonアカウント作成は成人まで保留となりました。
何年先になることやら~。
【おまけ】Prime Studentなら未成年でも登録OK?
プライム有料会員の学生版「Prime Student」は、年会費 2,450円または月会費250円(プライム有料会員は年会費4,900円または月会費500円)でプライム特典を利用できるお得なプログラムなんですが、ヘルプにこんな記載があるんです。
ご登録には、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- (前略)
- Amazon.co.jp のアカウントを持っていること
- (中略)
- 未成年者の場合は、親権者または後見人の同意があること
このヘルプを読むと、Prime Studentに登録するのであれば、未成年でもAmazonアカウントの作成ができそうですね。
Prime Studentは最長4年間利用できるんですが、成人でないとAmazonアカウントが作成できない場合、現役で大学に合格した学生は2年間しか利用できないので、その救済措置でしょうか?
子供向けの商品やサービスもたくさん提供しているAmazonさん、未成年ではアカウントが作成できないのは意外でしたが、販売対象と利用対象を明確にわけているということなんでしょうね。
勉強になりました~。